チャイルドフリーで生きる

子どもがいない人々が生きやすい社会へ

生理痛で病院行ったら妊活に… その2

こんにちは。緑かおるです。
前回のつづきです。

期待と母性

夫に付き添ってもらって行った人生2度目の婦人科。
結果は多のう胞卵巣でした。

医師から
「まだ若いし、治療すれば子どもできますよ、大丈夫!」
と満面の笑みで言われました。

 

すぐに夫の既往歴を伝え、子どもは…
と言ったら
「旦那さん、精子いるか調べたことある?え、調べたの昔?
じゃぁ隣が泌尿器科だから今から調べてもらおう!」

あれよあれよという間に夫の検査が始まりました。

婦人科の医師も泌尿器科の医師も、
1匹でもいたら培養して不妊治療できるから、
と私を励ますように言います。

( ゚д゚)ポカーン 状態な私。

診察室のカーテンの向こうから、
夫さんパンツ脱いでー
という医師の声。

その後カーテンの向こうから出てきた夫も

( ゚д゚)ポカーン とした顔。

医師の話では、夫は精子が少ない可能性が高いということでした。
ただ、精子は、精幹細胞から精母細胞が作られ、
精母細胞から精子が作られるため、
睾丸を切って検査をしてみてはどうか、と提案されました。

30代だから早く不妊治療を始めた方が良いと言われましたが、
1ヶ月後に夫が転勤だったので、
今回は転勤先の婦人科の紹介状が欲しい、
と伝えました。

ところが、渡された紹介状は、夫のものでした。
男性不妊の治療で有名な病院で、
その病院から私の治療先が紹介されるようになっている、
と言うのです。

私たち夫婦が不妊治療をするには、
婦人科と泌尿器科の連携が必要だから、とのことでした。

府に落ちないものを感じたけれど、
知り合いから紹介されたということもあり反論もできず、

そしてなにより

大好きな夫との間に子どもができるかもしれない

という期待と少しの母性が反応し、
気がつけば、私は不妊治療に足を踏み入れていました。

 

次回は男性不妊について書きたいと思います。