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夫の検査、私の検査… その3

こんにちは。緑かおるです。
今回は体外受精についてです。

体外受精って高くない?

私の体外受精・顕微授精は婦人科で行なうことになっていました。
夫の病院では不妊治療を行っておらず、
男性不妊の治療に伴う手術は夫の病院、
女性不妊の治療は提携している診療所、
というのが、その病院の方針だったので、私たちはそれに従いました。

婦人科を受診した際、
体外受精・顕微授精の方法・妊娠の確率・料金の説明がありました。

我が家の場合は夫の男性不妊が前提だったので、
人工授精という選択肢はなく、
まずは体外受精、そして顕微授精と
ステップアップしていくことになりました。

想定はしていたのですが、年齢が上がるごとに妊娠の確率は低くなります。

 

 

体外受精・顕微授精の仕組みはこうです>

排卵誘発剤で卵巣を刺激

丈夫に育った卵子を回収(採卵)

卵子精子・受精卵を培養

細胞分裂を起こした受精卵を凍結保存

受精卵を子宮に移植

 

そして、治療料金ですが、
人工授精・体外受精・顕微授精は保険適用ではありません。

不妊治療をステップアップするごとに、
料金もステップアップしていく仕組みです。
ちなみに、いずれも自費診療になるので、病院によって金額は違います。


私が受診した病院では下記のような金額でした。

人工授精の場合は1回あたり5万円。
体外受精の料金も1回あたり約30万円。
我が家の場合は精子の培養・凍結保管の料金で+10万円。
顕微授精になると1回あたり40万円。

私が受診した病院の不妊治療は比較的、良心的な金額だったようですが、
見ての通り、
人工授精から体外受精にステップアップする時は料金が跳ね上がります。

体外受精・顕微授精は特定不妊治療と言って、
最近では都道府県の助成金申請ができるようになりました。
そのくらい高額な治療費がかかる、ということです。

 

子どもを産め産め言う割に、保険適用外とか納得できませんよね。
申請の回数制限があるところがほとんどですし・・・

ちょっと話が逸れました。

治療料金を見て、

 

体外受精ってこんなにお金かかるの?
え、治療どうする?

 

夫との間に、そんな話がでました。
そして、3ヶ月ほど話し合いを持ち、


体外受精でダメだったら諦めよう


と結論を出しました。

次回は、夫の検査の結果が出た後について書きたいと思います。