チャイルドフリーで生きる

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夫の検査、私の検査… その1

こんにちは。緑かおるです。
前回、転勤先の病院を紹介された、という話の続きです。 

男性不妊の検査 

夫が紹介された泌尿器科を受診しました。
すぐに精液検査と触診をしたそうです。
触診では睾丸の大きさを測ったり、肛門内の確認があったそうです。

夫の場合は、元気な精子がおらず、
また、睾丸のサイズも小さいため、
無精子症と言われました。


「手術をして精子を探しましょう」


医師から提案されました。

精巣の中には沢山の管がモジャモジャと入っていて、
その中の精子がいそうな太い精細管というものを切って、
精子を探す検査がある、とのことでした。

それはTESE手術というもので、
1匹でもいれば培養して体外受精ができると言われました。

 

ただし手術、しかも全身麻酔での手術ですからリスクもあります。

1時間以上の手術と聞いて、私は尻込みしてしまいました。
夫は大病を経験しているので、
健康な人よりも死亡のリスクが高いと言われたからです。


夫の命をかけてまで子どもが欲しいわけじゃない

 

2泊3日の入院。
自費診療になるので約80万円の入院費。

 

けれど、夫は手術をすることを選びました。

 つづく